先輩社員紹介
薬剤師は薬のプロフェッショナル
志賀 巧海/薬剤師
出身地/宮城県仙台市
入社年/2022(令和4)年
出身校/東北医科薬科大学 薬学部
元々、私は薬の作用やメカニズムに強い興味がありました。人間の体にどのように薬が働きかけるのか、その複雑な仕組みに魅了され、面白そうだなと思いこの道に進もうと決めました。そんな中、学内セミナーに参加した際、中央調剤薬局の社長と直接お話しする機会があり、社長の「患者第一」という考え方にとても共感し、私もその理念のもとで働きたいと思いました。当初は仙台での就職を考えていましたが、それ以上に中央調剤薬局の企業理念や環境に惹かれ、入社を決意しました。
最初に配属されたのは市民病院前店で、その後は十和田店に異動となり主戦力として働いています。忙しい日もありますが、処方箋が多くても「大変だ」と感じることはほとんどありません。むしろ、処方箋を通じて学べることが多く、成長を実感しています。特に、自分自身のスキルアップとして感じたのは、処方箋を見ただけで、その薬の作用が瞬時に分かるようになったことです。また、病院によって処方方針や特徴が異なるため、その病院の医師の方針が理解できるようになり、自分の中での知識や経験の蓄積を感じます。薬剤師として、薬に関しては誰にも負けない自信を持ち続け、プロフェッショナルとして仕事に取り組んでいきたいと考えています。
中央調剤薬局で働く魅力の一つとして、県内に多くの店舗があり、さまざまな病院との連携ができることです。これにより、広範囲にわたる薬学の知識を身に着けることができ、薬剤師として大きく成長できる環境が整っています。また、最新の機材が揃っているので、仕事がスムーズに進む点も非常にありがたく思っています。加えて、残業がほとんどなく、18時には退勤できることが多いので、プライベートとのバランスも取りやすい職場環境だと感じています。
今後の目標としては、特に新型コロナウイルスの後遺症に関する知識を深めていきたいと思っています。今のところ、薬に関する知識は幅広くという状態ですが、これからはその知識をさらに深掘りし、どんな質問にも答えられる薬剤師を目指しています。薬への興味は尽きることがなく、もっと専門的な知識を身につけていきたいという強い思いがあります。とはいえ、現在の生活にも十分に満足しており、日々患者さまと向き合いながら、幸せな日常を送れていることに感謝しています。これからも自己成長を続け、患者さまに信頼される薬剤師であり続けたいと思います。
「薬剤師は幅広く、どんな薬にも対応できるスキルが求められる」
田嶋 美月/薬剤師
出身地/青森県野辺地町
入社年/2023(令和5)年
出身校/東北医科薬科大学 薬学部
私が薬剤師という道を選んだ理由は、もともと理系科目が得意だったことに加え、薬剤師の資格を取得すれば将来も安泰で、まさに一生ものの仕事だと感じたからです。また、青森県には薬剤師が不足している状況があり、地域に必要とされている仕事であると思ったことが、薬剤師を魅力的に感じたきっかけでした。
中央調剤薬局には、県内に多くの店舗を展開しているため地元での勤務が可能であることと、総合病院の近くにも店舗が多くあるためさまざまな病状の患者さまと向き合い、幅広い調剤の経験を積める環境があると思いました。実際に数社を見て回りましたが、中央調剤薬局の社員の皆さんから感じた「責任感」と「温かさ」が、私の心に響きました。また、歴史の長さからくる会社としての安定感や信頼感も、決め手の一つとなりました。
さらに、奨学金返済の支援制度があることも非常に大きな魅力でした。薬剤師として勉強を続けるモチベーションにも繋がる上、奨学金の返済に対する不安も和らげてくれるこの制度が、自分の将来にとって非常に価値のあるものだと感じました。
中央調剤薬局の強みの一つは、若手社員にも実務経験を積む機会を積極的に与えてくれることです。私は先輩社員からマンツーマンでしっかりと教育していただき、時には他店舗へヘルプに行くこともありました。特に、難しい処方箋を自分一人でこなせた時には、今までの学びや経験がしっかりと活きていることを実感し、大きな自信に繋がりました。
また、調剤の現場で実務に取り組む中で、忙しい時には先輩にすぐに質問できない状況もあります。そのような場合には、服薬指導サポート機能のある「次世代型電子薬歴システム」という機械を使います。この機械を使うと、薬の注意点を確認できたり、会話の例文を教えてくれたりと適切な対応ができるようになるので、非常に助かっています。
社長がよくおっしゃるのですが、「薬剤師は幅広く、どんな薬にも対応できるスキルが求められる」という言葉が私の中に強く残っています。これからも、さまざまな薬をしっかりと学び、知識量を増やすことを目標に掲げていきたいと思います。患者さまから信頼され、頼りにされる存在となるためには、豊富な知識だけでなく、相手の気持ちに寄り添う姿勢が必要です。先輩方のように、患者さまの質問や相談に親身に応えられる薬剤師になることが私の目指す姿です。
最新設備のおかげで、患者さまへの対応がスムーズに。
若松 実穂/薬剤師
出身地/青森県八戸市
入社年/2023(令和5)年
出身校/国際医療福祉大学 薬学部
将来の安定を見据え、手に職のある仕事に就きたいという思いから、私は薬剤師の道を選びました。中央調剤薬局へ入社後、4月から調剤助手として現場に立ちました。5月には、患者さまと直接お話する機会が増え、初めは緊張していたのを今でも覚えています。
ですが、日々の業務を通して薬剤の知識がどんどん増えていき、次第に患者さまとのコミュニケーションに慣れてくると、自然と落ち着いて対応できるようになりました。特に、患者さまからの少し答えづらいと思うような質問や複雑な相談にも、的確に答えることができるようになり、自分の成長を実感しました。初めから現場に立って業務を任されていたことが、大きな責任感を感じると同時に、自分を成長させる原動力に繋がっていたと思います。
私は、患者さまから「ありがとう」と感謝の言葉をいただくことにやりがいを感じています。1日の中でその言葉を聞くたびに、この仕事を選んでよかったと思います。患者さまの健康を支え、笑顔を見ることができるこの仕事に対して、誇りを持っています。
さらに、中央調剤薬局の最新の調剤機器設備にも大きな魅力を感じています。特に、最新の調剤機器が整っていることは、非常に大きな利点です。他の薬局でも個別包装の機械はあるものの、PTPシートを自動的に取り出してくれる機械が導入されているのは、画期的だと思います。これにより、作業効率が大幅に向上し、患者さまへの対応も効率的に行うことができています。
私にとって、中央調剤薬局はただ働く場所ではなく、日々成長できる環境が整った「学びの場」でもあります。これからも、薬剤師としての知識や技術を磨きつつ、患者さまとの信頼関係を大切にし、さらに成長していきたいと思います。
「患者さまに信頼される薬剤師」を目指して
佐藤 ゆかり/管理薬剤師
入社年/2015(平成27)年
出身校/東北医科薬科大学 薬学部
地元に戻って働きたいということと、知識に偏りのない薬剤師になりたいという思いから、私は中央調剤薬局に入社することを決めました。薬局実習での経験から、特定の科の処方箋だけを扱うと知識に偏りが生まれるのではないかと考え、中央調剤薬局のように総合病院の近くに店舗を構えているような薬局に魅力を感じ、さまざまな科の薬に触れることができる環境を選びました。
入社後1店舗目は、私の希望であった市民病院前店での勤務でした。その後、新設店舗にて立ち上げ作業にも携わりました。最初は、知らないことだらけの状態で一番といえるほど利用者数の多い忙しい店舗への勤務だったため、不安でいっぱいでした。忙しさから、大変な時もありましたが、先輩方の指導を受けながら少しずつレベルを上げ、今では管理薬剤師となるまで成長できました。市民病院前店での経験が、今でも私の土台となっています。
中央調剤薬局の強みは、店舗数の多さだと思います。それぞれの店舗が病院の規模や専門科に合わせて幅広く対応しており、さまざまな薬に触れる機会が豊富です。また、店舗が多いにもかかわらず、社員間のコミュニケーションが円滑に取れていることも強みです。月に一度の勉強会や研修などが、知識やコミュニケーションを深める基盤となっていると思います。
また、新人研修が非常に手厚い点も、私がこの職場を選んだ理由の一つです。約半年かけて基礎をしっかりと固め、独り立ちできたことは大変ありがたい経験でした。研修を担当してくださった先輩方との関係も良好で、質問をしやすい環境が整っています。最近ではメンター制度も導入され、先輩と後輩がペアを組むことで、個々の特性や成長ペースに応じた育成が進められています。
薬剤師としての仕事は、患者さまがいてこそ成り立つものです。薬学の知識を持つことはもちろんのこと、それに加えて対人スキルも非常に重要です。頭で理解することと実践することは異なるため、成長の幅を広げ、より深く考えることが必要だと感じています。社長からも「患者さまに信頼される薬剤師になりなさい」と言われることが多く、患者さまから「私の薬はこの人に任せよう」と思っていただけるよう、小さなことでも信頼を得られる存在でありたいと考えています。
学べる環境は社長やこれまでの先輩たちが整えてくれています。成長したい人、学ぶ意欲が高い人に向いている職場です。若いうちからとにかく多様な薬に触れることが大切です。その経験をしておかないと、後々恐怖心が湧いてきます。渡すだけでも勇気がいる薬もあります。若いうちにさまざまな薬に触れ、責任と自信を持って患者さまへ説明できるようになることで薬剤師としての仕事をより楽しめるようになります。これから薬剤師を目指そうと思っているみなさん、また、薬学生として勉強を頑張っているみなさんには、ぜひ、どんな処方箋でも受け取れる、日々やりがいを感じられる薬剤師を目指して頑張ってほしいと思います。
優れたコミュニケーション
環境が
薬剤師としての地盤、
誇りを構築する。
浅井 雄輔/管理薬剤師
出身地/青森県青森市
入社年/2014(平成26)年
出身校/東北医科薬科大学
(旧 東北薬科大学) 薬学部
安心できる医療制度の構築に貢献したいと思い、高校時代、私は薬剤師になろうと決めました。
今は、新しく開店した堤支店の薬局長を勤めています。一店舗を任されたという責任の重さを日々、実感。調剤や服薬指導はもちろんですが、患者様の健康に関する質問等にも、対応しています。例えば、糖尿病の患者様からは「摂取をしてはいけない食べ物はなにか」「一回当たりの食事の量の目安は」等、質問されることがあります。基本的なことですが、そうしたご要望にお応えしてこそ、患者様から信頼を得ることができ、患者様にとってかけがえのない薬剤師に近づいていけると考えます。
毎日の業務の中では時に患者様の目線に立ち、同時に経営陣の一角を担う者の一人としての視線も持たなければなりません。なんとか全てをやり遂げ、間もなく一年が経ちますが、少しずつ仕事に余裕ができ、一人でやりきる自信が付いてきたようにも思えます。
ここまで来ることができたのは、ひとえに社内環境の良さにあると考えます。青森市内だけでも現在12店舗ありますが、店舗間での、さらには個人間でのコミュニケーションづくりが素晴らしいと思えるからです。月例の勉強会等を通して、各店舗が抱えている様々な事柄や個人的な悩みごと等、そうした諸問題を他人事とはせず、皆で共有し、共に乗り越えていこうとする姿勢があります。その積み重ねが薬剤師としての地盤を少しずつですが固めていき、やがて誇りが生まれてくる。この環境と仕事仲間こそが弊社の魅力であり、自慢できる部分です。
弊社を見学に来られた入社希望の方々、インターン制度を活用された学生の方からも「アットホームな雰囲気」との声もいただいており、人のみならず、最新鋭の機器をいち早く導入している部分も強みになっています。
入社をご検討されている皆さん、ぜひ一度おいでになり、その温もりに触れてみませんか。きっと実感されると思います。
言葉だけではなく、
肌感覚で感じる
心の機微を大切にしたい。
野澤 雄乃介/薬剤師
出身地/青森県青森市
入社年/2009(平成21)年
出身校/東北医科薬科大学
(旧 東北薬科大学) 薬学部
信頼されるかかりつけ薬剤師を目指し、研鑽を積み、患者様の心に寄り添い、日々励んでおります。
多くの患者様と接して参りましたが、その中で、ある患者様とのエピソードが印象に残っています。その方は難しい病気と診断されたご高齢の患者様で、気持ちが深く落ち込んでいるようにお見受けしました。その上、服薬しなければならない薬が他に代用の無い大きなカプセル薬。ご不安もあったのでしょう、こんな大きな薬は飲めない、とカウンター越しの説明ではなかなかご了解を得られません。そこで患者様の席におもむき、お話をしっかりと伺い、まずは薬の飲み方を含め、一度お試しいただき、それでも駄目な時には再度ご相談を、と様々なご提案を申し上げました。
すると、実際には飲むことができると気付かれ、継続した服薬の結果、症状も安定。来局の度にご指名を受け、今では私の健康までもお気遣いいただく次第。薬剤師の指名というものはあまり耳にしたことはありませんが、それこそが患者様からの信頼であると認識しています。その有難い経験が私の薬剤師としての姿勢を日々、正していると考えます。
私たちの仕事で最も重要なことは、医師の治療が充分に全うできる環境をサポートすること。それゆえ、患者様がご納得できる範囲を理解し、求めていない領域には無理に踏み込まず、その線引きを明確にすることを意識しています。それは言葉だけではなく、その方と向き合った時に肌感覚で感じ取るもの。そうした心の機微のようなものを大切にしたいと思います。
薬剤師としての成長に大きく関わってくるのは、職場環境です。総合病院対応型店舗であれば、様々な情報も自然に入ってくる。忙しい中でも、そうした動向を吸収し、時に応じて判断していく上で知見が広がり、薬剤師としての自信や誇りが育まれていくと考えています。
今後は後進育成と、より良い職場環境づくりを目指し、様々な企画等を提案していきたいです。このHPをご覧になられている皆さんと一緒に。
社内外の様々な研修制度が
薬剤師としての成長を促す。
堤 結香/管理薬剤師
出身地/青森県青森市
入社年/2004(平成16)年
出身校/北海道科学大学
(旧 北海道薬科大学) 薬学部
子どもの頃、入退院を繰り返していた祖母と同居していました。祖母の退院時、大量の薬を受け取ったのですが、薬剤師さんが一つひとつの薬を丁寧に、また親身になって説明してくださいました。その薬剤師さんの真摯な姿に憧れ、将来は薬剤師になりたいと思うようになり、現在に至っています。
2004年に入社し、これまで続けてこられている一番の理由は、弊社の「患者様のことを最優先に考える」という企業姿勢に共感する社員が集まっているから。薬剤師はもちろん、事務職の方にもその想いが根付いており、全社員一丸となって取り組めているから、社員同士の雰囲気も良く、居心地が良いのだと思います。
私が入社した時と現在で大きく変わっていることは「薬剤師に求められること」です。従来は「対:薬」が主な仕事でしたが、今は「対:人」としての対応が求められる時代。その中で難しいのは、高齢の方や自身で薬を管理されている一人暮らしの方が増えている現代で、高齢の患者様ですと必然的に薬の量も増え、また、飲み方も複雑になってきます。薬の一包化等、服薬対策も講じてはいますが、薬剤師として、患者様お一人の生活の中に、果たしてどこまで関与していけるのかなど、こうした現代社会ならではの問題もあり、難しいと感じることもあります。
ただ、弊社には社員同士で話し合う機会や、研修、メンター制度なども充実しているため、その時代で求められている薬剤師に成長することができます。
また、弊社には素晴らしいスタッフがたくさんいます。その雰囲気だけでも感じに、ぜひいらしてください。